1月27日付けの朝日新聞の投稿に、謝罪に関する意見がありました。
内容は、「政治家の謝罪は非を認めての謝罪ではなく、言葉だけの謝罪。仕方なく行われるもので、真摯な謝罪とは・・・・」と御尤もな内容でした。
日本では、特に政治家に多いようですが、
■不適切な発言を、取り消す
■誤解を与えたので取りあえず謝罪する
と言ったケースが多くあります。
誤解も「受け取り手が不適当に解釈」と言いますが、 多くは「発言が万人が不適切と感じる内容」です。
もっと解らないのが、発言を撤回すれば発言は無かった事にする感覚です。
この不可解さは、政治家が陳謝するたびにモヤモヤすっきりしません。
普通は一度口を付いて出た発言は消えません。
常日頃心に思っていない事を口には出しませんから、それを聞いて私たちは判断します。
なのに、「心にもない言葉で誤解を与えたので、発言は撤回します」と言われても、「今更??」。。。それを信じる人は、少ないかと思います。
一般社会では、一旦口から出た言葉は消しようも無く、その内容に責任が付いてきます。
ことと次第で地位・立場を失います。
政治家は、自ら辞めない限り居座れますから、言葉に責任を持たない人が結構多いのかも。
上っ面の謝罪は、悪い言い方をすれば、本音と建前を使い分ける日本らしさかもしれません。
が、少しは誠意のある謝罪方法を身に着ける勉強でもしたらどうかと思ってしまいます。
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この本のレビューが良いなと思いました。
謝罪の作法。増沢隆太先生の著書。自分の言動で他人や社会に迷惑をかけたら謝罪をするのは当然のこと。でも、その当然のことが出来ない人がたくさんいるのが現実。過ちを認める、謝罪をする、そして謝罪をする際には正しい作法で謝罪をする。そんな基本的な常識を身につけるだけで、人生はずっと過ごしやすくなるはず。真の謝罪ができる人間になりたいです。
仕事として謝罪しなければいけないこともあるだろう。
謝罪の3要件:
1) 誰に詫びるか,2)なぜ詫びるか, 3)いつ詫びるか
謝罪を進めるための基本3要素
1)見え方,2)払い方, 3)伝え方(接し方)
謝罪のプロセス(火災と同じ)
1)原因発生, 2)出火,3)延焼防止, 4)消化, 5)後始末アベチャンもこれを読まないと。
誤っていても謝罪しないMSの社員にはなってはいけない。