何時になく寒かったこの頃ですが、山梨も此処へ来てようやくこの時期らしくなってきました。
犬と散歩で歩いていますと、いつもの桃畑、ぶどう畑の様子が刻々変わっていくのを感じます。
小さな実を付けたと思った、桃、ぶどうもアッと言う間に実らしく大きくなって来ました。
ちなみに左の画像は5月5日(2週間前)のものです。
まだ、花が終わって間もない感じですね。
実が枝にくっついているように見えます。
2週間もするとぶら下がるような、果実らしい風情が出てくるのが面白いですね。
受精が成功して膨らんできて「実どまり」し始めました。
果樹園ではそろそろ良い実りのため実の選別で間引く作業(摘果)があります。
だいたい実の大きさが2cm位になったら始めるそうです。
当たり前ですが全て手作業です。
それも頭上での作業ですから、手を肩より上での作業で、中々の重労働です。
素人は30分もやればへとへとです。
段々暑くなる中、美味しいものを収穫する為の努力に感謝です。
さて桃ですが、栄養はといいますと、これが中々です。
桃の栄養と効能
1.ペクチンという食物繊維が入っていて、腸の調子を整え、 便秘や下痢を予防
2.カリウムがはいっているので、 血圧の安定やむくみなどに良い
3.カテキン
4.鉄分やマグネシウムなどのミネラルが豊富。 貧血の予防や冷え性の改善に良い
ただ、これらの栄養は、どれかがずば抜けて多く入っているわけではないようです。
程よく入って体に良い果物と言えると思います。
上のバナーの桃は、農業生産法人(有)山梨フルーツライン産直部会のものです。
直売とほぼ同じ鮮度の桃が配達されます。
すべて最新の糖度測定検査済みで、トレーサビリティとしての生産者カード付きです。
農業形態はどんどん新しくなっていきます。
以前のように農家単位でやっていきますと、後継者問題や人手問題だけでなく、栽培方法や流通にも限界が出てきます。
山梨の農業も時代に合わせた形になってきていると感じます。