事件(汚職疑惑)で、思わぬ展開になりそうな いわゆるカジノ法。
そもそも、余り議論も検討もされず、絵にかいた理想的な耳障りの良い話で、強引に
推し進められて来た件に少しブレーキが掛かってきました。
どう考えても、「カジノで地域が活性化し潤う」なんて子供が考えても矛盾だらけです。
賭博に纏わる様々な負の面を消し去る事は、これまでの世界の事例を見れば明らかですし、此れを駆逐するノウハウを、素人の日本が持っているはずがありません。
その具体策をはっきりと示さず、バラ色の絵を見せるのは 早くも賭博的です。
極端に言えば、今回の疑惑でブレーキを掛けた議員さん。
今後の展開次第では、日本にとって良いことをしたともいえます。
・・・本人の思いとは真逆でしょうが、皮肉です。
カジノで外国人富裕層の訪日を描くなんて余りに幼稚で、業者のターゲットは日本人です。
いくら規制をして、日本人が入りにくいガードをしても、抜け道は常にあるのがこの世の常。
政府や自治体が、胴元のお先棒を担ぐなんて考え方が歪んでいます。
これも「一強」がなせる悪の一面でしょうか?