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新型肺炎一色で隠れた重大ニュース

このところはコロナウイルスに関しての情報一色です。

報道トップは現状何名が感染したか、政府の対応はどうかなどです。

確かに、現在の状況から見れば致し方ない事ではありますが、かと言って忘れてはいけない問題もあります。

普段ならば大騒ぎ(トップニュース扱いかもしれません)となる問題です。

■森友問題に端を発した、財務省の文書改ざん問題で亡くなられた方のご遺族が遺書公開で、民事訴訟

河井夫妻の公職選挙法違反疑惑

河井夫妻の問題は、日を追うごとに明らかになっていきます。

流れを追いますと、

■2020年1月23日。前年7月の参院選の公示前、河井克行と妻の案里がそれぞれ支部長を務める自民党支部に対し、自民党本部から計1億5千万円の入金があったことが明らかとなった。

■落選した溝手顕正が支部長の「自民党広島県参議院選挙区第二支部」に対しては、党本部からの入金は1500万円にとどまり、10倍の開きがあった。
河井は記者団の質問に対し、「(1億5千万円は)もらいましたが、違法ではありません」と答えた。

■3月3日。河井案里が初当選した2019年7月の参院選を巡り車上運動員に違法報酬を支払ったとして広島地検は案里の公設秘書ら3人を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。

■3月24日。広島地検は河井案里の公設秘書ら2人を同法違反の罪で起訴した。案里の秘書が連座制の対象にあたるとして、同日、広島地検は百日裁判を広島地方裁判所に申し立てた。

■3月28日。河井案里は衆院議員宿舎で飲酒しながら薬を多量に服用し、救急搬送された。

■3月29日。河井克行が広島市議会議員に現金数十万円が入った封筒を手渡していたことが明らかとなった(時期は2019年5~6月頃)。

■3月31日。河井克行が三原市長の天満祥典と大竹市長の入山欣郎に現金が入った封筒を配り歩いていたことが発覚した。

■4月1日。河井克行が安芸太田町長の小坂眞治に現金20万円入りの封筒を渡していたことが小坂の証言から明らかとなった。

■4月3日。元廿日市市長の眞野勝弘が市長在任中に現金を受け取った可能性があるとして広島地検から任意聴取を受けていたことが明らかとなった。

コロナ騒ぎで、注目度・関心度が下がってはいますが、決して見逃せない問題ですので注視したいものです。