コロナ拡大が続き、先が増々見え難くなる中、半年後のオリンピック開催の議論が高まっています。
半年後の事はまだ解らないと言いますが、コロナの発生からすでに一年以上が経過しての現在の状況を冷静に見ますと、日本だけではなく世界は収束とはかけ離れた拡大の状態であることは明白です。
この状況が半年で大きく改善することは困難(100%無理)と考えるのが当然と思います。
今、世界の最優先課題は「コロナ収束」であることは明白です。
この状況下で「オリンピック中止」としてもこれに疑義を挟む人は殆ど居ないのではないでしょうか。
これは日本だけでなく世界的にも同様と思います。
「対策をして開催すれば状況は変わらない」と言う人も居るかもしれません。
しかし、もはやここまでの拡散が進むと完璧な対策など有ろうはずもありません。
大会を目指したアスリートに取っては酷な話かもしれません。
そのことは理解したうえで、あえて言いますと、やはり優先度が違う問題かと思います。
すでに判断時期と思われる状況です。
未だに判断を先延ばしすることは更に様々な影響を生みますので、IOCと調整に入るべきです。
世界的なこの状況でIOCが大会に固執するとは思えません。
また、そのことでの世界の指示も得られないと思います。
首相もIOCも、相手が言うのを待っている無責任さを感じます。