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自国第一主義が招く世界的な混乱

ここまで酷くなるとは誰しもが思っていなかったコロナウイルス。

アメリカのトランプ氏は、「WHOが中国よりで問題を大きくした」と、WHOへの資金拠出を止めました

中国敵視と、自国での感染拡大での大きな被害の責任転嫁の思いが強く現れての行動です。

確かに、WHOに問題が全くない訳ではありませんが、この様な世界的な脅威に対して取るべきは国際間の協調と協力です。

前回のSARSが大きな広がりとならなかったのは、今よりは数段協力体制ができていたためともいわれています。

人類は、2度の世界大戦後、国際間の連帯の為「国際連盟」、「国際連合」と協力の場を作りました。

70年を過ぎた今、その存在は極めて弱いものになり、自国第一主義形を変えた独裁が、「国際連盟と同様な運命」となりつつあります。

指導的な役割で常任理事国となっている国が、この傾向の先陣を切っている状況が、ある意味この世界的な混乱を招いています。

まさに、別な見方での世界大戦とも言える状況になりつつあります。

世界的脅威は、自国第一主義や独裁では防ぎきれない問題」だと言う事を今回のコロナ脅威は示しています。

世界は曲がり角に来ていると認識すべきと思います。