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民主主義の静かな崩壊 良書「民主主義の死に方」

少し前に購入して、読んだ本ですがお勧めです。

民主主義の死に方」(新潮社)  2018年9月初版

著者は、スティブン・レビツキー、ダニエル・ジブラット

アメリカの政治学者(ハーバードの教授)です。

アメリカの民主主義が直面する危機について書かれています。

民主主義の危機は、かっては革命やクーデターがもたらす独裁者等によっていたが、現代ではその死は選挙によってもたらされる 』と言う危機を説いています。

アメリカのトランプ大統領のようなタイプの政治家が世界中で生まれている事実を例に、二極化する政治が招く独裁への道を危惧している内容です。

内容は、そのまま現在の日本にも当てはまります。

この民主主義体制の脆弱さの恐ろしさは、アメリカ以上に日本の今のありように大きく見て取れます。

今、日本で起こっていることと合わせ、よく読み返すと良い本です。

民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道 [ スティーブン・レビツキー ]